地方で弁護士になろう。

裁判員制度が導入されたことで、国民と司法の距離が以前より近くなったと感じている人も多いのではないだろうか。
このように、近年は司法全般での改革の必要性が求められており、法曹人口を増やす努力もその一環である。
しかしその一方で、東京都内では司法試験に合格しても、上手く仕事が見つけられないロースクール出身者が多くいるのが現実である。
その原因は、若者の地方離れにある。
ではなぜ、誰もが東京で弁護士として働きたがるのだろうか。
それは、東京ならばおいしい仕事があるだろうという誤解によるものである。
だが現実はそれほど甘くない。
仮にそのようなおいしい仕事があったところで、都内は競争率がとても高く、ロースクール卒業間もない若手にまわってくることはまずない。
一方、地方に目をやれば、弁護士の不足が深刻な問題となっており、若手弁護士の活躍の機会が充分に用意されているのだ。
例えば、福島では東電の賠償問題で、弁護士の仕事が今後多く増えるだろうと見込まれている。
ロースクール卒業生よ。
せっかく弁護士になるのなら、都内にこだわらず、地方で仕事を探してみてほしい。
地方の担い手となることで、弁護士として大きく成長できるはずだ。